はじめに
これにて自己完結をみなさんのごらさんコンバトラー。
あるときはオハイオ州の活火山。
またあるときはセンセーショナルな国語教師。
みんなの懐かしの味、総統です。
前回の記事では漫画『ブルーロック』が株式投資に活用できるという斬新な理論に対するエビデンスを微に入り細を穿つ勢いで大雑把に説明させていただきました。
しかし記事の中でも申した通り、あんなのはまだまだ序章。深海の如く奥が深い『エゴ』という概念の、ほんの水面をちゃぷちゃぷしただけに過ぎまセンシティブ。
(↓ちなみにこちらが前回の記事でソワ~ル)

その前回の記事の途中で紹介させていただいた『進化のプロセス』をみなさんはを覚えていますでしょうか?
覚えていないという方のために、今回特別にご用意いたしました。↓こちらです!
自分の中に眠る欲望・衝動を自覚し、最初の一歩を踏み出す。
自分だけの『武器』を自覚し、ゴールを奪うためのプロセスを0から組み立てる。
己の中で育てたエゴと勝つための方程式を、外の要因と掛け合わせて化学反応を起こす。
適切な『目標』の設定。パーフォーマンスの限界を突破する『夢中』のカラクリを知る。
自身の方程式を更なる次元へと高める黄金式を見つけ出し、その『再現性』を高める。
自分だけの『飢え』を自覚し、自分の存在を世界に対し高らかに示す。
これが漫画『ブルーロック』の作中で主人公=潔世一が辿った、『世界一のストライカーになるための進化のプロセス』であり、それがそっくりそのまま、『世界一の投資家になるための進化のプロセス』としても流用可能であるというのが前回の内容でしたね♪
そして本格的にその内容に迫る今回、まず第一に解説していきたいのがコチラ……
自分の中に眠る欲望・衝動を自覚し、最初の一歩を踏み出す。
というわけで今回の記事では、
そもそも株式投資におけるエゴとは? どうやって自分のエゴを知ればいいの?
といったみなさまの疑問に、本当は何一つお答えしたくないけどお答えしていきます!
あ、ちなみになんですけど。。。。
『ブルーロック』×『株式投資』に関する記事群では、漫画『ブルーロック』の内容に関するネタバレも大なり小なり含まれるということを、予めここでアナウンスしておきます。
現在アニメ第2期の放送も終了しておりますが……普通に3期4期にあたる内容にも躊躇なく触れていくつもりです。もし『ブルーロック』はアニメしか見ておらず、その先の内容は絶対に知りたくないという方がいましたら、今すぐ私に背を向けて全力疾走で逃げた方がいいと進言しておきます。
まあ、その場合、私はすぐさま全力疾走でアナタの背中を追いかけて、手にした刃物で周囲を赤く染め上げますけど。この記事に目を通した以上、生きて帰れると思うな。
ていうか、株式投資で億り人になろうって人間が漫画『ブルーロック』全巻買わずにアニメの範囲だけで大儲けしようだなんて虫がよすぎます。アニメの範囲で稼げるのはせいぜい高校生のお小遣いくらいです。
ブルーロックはアニメ3期からが1億なんですよ。

OK!! レッツ1億!!!!

この記事の読解難易度: GQuuuuuuX(ジークアクス)(最近始動したガンダム最新作と同じ文字列)
本当は奥が深い。エゴのカラクリ
前回の記事、および漫画『ブルーロック』作中序盤では、世界一のストライカーを生み出すために必要な『エゴ』とは、『ゴール前でパスではなく迷わずシュートを撃ち込む精神』『他人を蹴落としてでも自分のゴールで勝ちたいと望むこと』であると主に説明されてきました。
そして漫画『ブルーロック』に限らない世間一般的な話をすると、『エゴ』とはまあだいたい、『自分勝手な欲望』であったり、『自己中心的な快楽の追求』みたいな解釈でいいじゃないかなと思います。
その『エゴ』を持つことがどうしてサッカーや投資の世界で役立つと漫画『ブルーロック』の作者と『自分の専門家』を自称するわたくし総統が主張するのかと言えば……
それは『自分は何を望んでいるか?』ということを自覚することと、『どうすればその欲望を叶えられるか?』ということを思考することこそが、己のパフォーマンスの底上げに欠かせないと思うからなのです。
①『自分は何を望んでいるか?』の自覚 ②『どうすればその欲望を叶えられるか?』に対する思考
これらのことを踏まえて、まずは漫画『ブルーロック』の主人公=潔世一を例に詳しく見ていきましょう。


~主人公=潔世一の場合~
全国大会出場をかけた県大会決勝、ゴール前でシュートではなくパスを選択してしまったことにより運命が大きく変わった主人公=潔世一のエゴは『自分のゴールで勝ちたい』です。


脳みそをパズルのピースにしてバラバラ組み立てながら、本人もそう言っていた。
そして『自分のゴールで勝ちたい』というエゴを形にするため、②『どうすればその欲望を叶えられるか?』に対する思考を繰り返しました。
その結果、潔世一は優れた『空間認識能力』によってフィールドの全体を把握し、誰よりも早く最もゴールの匂いのする場所へ抜け出す動きと、トラップを省略した『直撃蹴弾(ダイレクトシュート)』によって、『自分のゴールで勝ちたい』というエゴを形にすることができました。
『空間認識能力』×『直撃蹴弾(ダイレクトシュート)』
それこそがSTEP2で詳しく説明する『方程式の構築』です。
①『自分は何を望んでいるか?』の自覚が②『どうすればその欲望を叶えられるか?』に対する思考につながり、その結果『方程式の構築』へと繋がったのです。
さて、サッカーの話ばかりしていても仕方がないので、今度は私自身を例として見ていきましょう。
~投資家(ストライカー)=総統の場合~



お前だけは100%(ひゃく)生かす……!!
とはいえ前回の記事でも触れた通り、投資家のエゴなんてほぼ例外なく『お金を稼ぎたい』だと思います。
なのでもう少しだけ細分化して、『お金を稼ぎたい』、その理由について考えてみましょう。
潔世一のエゴがただの『勝ちたい』ではなく『自分のゴールで勝ちたい』であったように、エゴというのはシンプルなようでいて実は多種多様です。
例えばお金を稼ぎたい理由が「働きたくないから」であれば、『働きたくない』がその人のエゴになるでしょう。
「お金を貯めて家を買いたい」であれば『家を買いたい』がその人のエゴです
それで言うと私のエゴは『副業に時間を費やせるだけの時間的余裕が欲しい』でした。
投資を始めたてのときはまだ会社員で、でも会社員って拘束時間がかなり長いんですよね。。。
しかも私の勤めていた企業は普通に月々20時間くらいは残業していましたし。
そのままでも全然副業に時間を使うことは出来ていたのですが、それだと休日や仕事帰りの時間もほとんどそれに費やさなくてはいけなくなる。正直それは大変です。
本当はもっと他にもやりたいことがあるのに。こうしてブログを開設し記事を執筆できるようになったのも、会社員を辞めたおかげです。
社会人になってからずっと、私の第一目標は『会社員を辞める』でした。それが①『自分は何を望んでいるか?』の自覚。
そして②『どうすればその欲望を叶えられるか?』に対する思考の答えこそが『株式投資』だったのです。
現在、私は主に米国株のスイングトレードと、日本株のデイトレードを中心に投資活動を行っております。
米国株式市場は日本が夜の間に開いており、夜の11時には眠りにつく私にとっては、ほぼ『寝ている間に儲けたり損したりしている』という状況になっています。
そして日本株のデイトレードに関しては、主に『直近でストップ高をつけた銘柄の寄り付き直後の動きを狙うスキャルピング』という手法をとっており、早いときだと朝の10時にはその日のトレードを終わらせることもあります。
『寝ている間に稼ぐ』と、『朝の1時間で終わらせる』。
……え、あれ? それって、『副業に時間を費やせるだけの時間的余裕が欲しい』という私のエゴと、ピッタリガッチリ合致するウルトラCなやり方じゃあないですか!!!
そうなのです。最初のステップとして己の『エゴ』をハッキリと自覚しておけば、その後自分がどういう風にそれを叶えていけばいいのかが明白になり、自分だけの方程式を構築する最大級の助けとなるのです。
だからこそのSTEP1 『エゴの自覚』なのです。
私が言ってるんじゃないですよ。漫画『ブルーロック』がそう言っているんです。
そしてそして、そんな『エゴ』を自覚し、どんどん進化を続ける主人公=潔世一だったのですが、、、
実は『エゴ』には、進化へと繋がる更なる要素が隠れていたのです。
それが判明するのは、アニメ2期終了後の世界。
ブルーロックプロジェクト第二段階(フェーズツー)
《新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)》
ここから先は原作最新話付近の内容にも触れていきます。
ブルーロック全巻買わなければ、億り人にはなれない。
『自分型』・『世界型』
新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)最終戦。
潔&カイザー率いるドイツ『バスタード・ミュンヘン』
VS
糸師凛&士道率いるフランス『P・X・G(パリエクスジェン)』
世界最高峰レベルの攻防が繰り広げられる中、潔は自分のゴールを決めるため、前の試合で決勝弾となったゴールの再現を試みる。
それはパサー・氷織との、『己の思い描く最高のパフォーマンスを掛け合わせたプレー』。
しかしその途中、潔は『己の思い描く最高のプレー』は人によって異なることに思い至る。
そして気づく。



『最高表現(トップパフォーマンス)』ってヤツは
2種類に分けられる!!!






これが潔世一の提唱する新たな『エゴ』のタイプ分類仮説。
『自分型』エゴか、『世界型エゴ』か。
私なりに要約してまとめてみようと思う。私のような若輩者が僭越ながら。
身の程をわきまえてなさすぎて死にたい。
- 『自分型』エゴの特徴
-
自分の『快楽』最優先!
自分がやりたいことに全力を注いでいるときが一番パフォーマンスを発揮できる!
- 『世界型』エゴの特徴
-
世界の『ツボ』を突くことが至上の喜び!
周囲の情報を分析して理解して、完全攻略を目指すのが一番パフォーマンスを発揮できる!
なるほどなるほど。
例えばゲーム攻略風に考えると、、、、
『自分型』エゴは最適解や最高効率をまるで考えず、自分のやりたい方法で好き自由にプレイするのが一番熱中できて、
『世界型』エゴは常にどれが最適解・最高効率かを考え、マップ探索やサブクエを網羅しながらそのゲームに合った方法でプレイするのが一番熱中できる……みたいな?
今度はそれを株式投資に当てはめて考えてみると……
『自分型』エゴは他人の手法に倣ったりファンダメンタル分析・テクニカル分析を細かく行ったりせず、自分の直感や経験則を重要視する方がパフォーマンスを発揮できて、
『世界型』エゴは他人の手法を真似したりファンダメンタル分析・テクニカル分析に何より力を入れ、理論的・合理的な解答を求める方がパフォーマンスを発揮できる。
って感じかえ?
うーん、そう考えると普通に『世界型』の方がいいっていうか、『自分型』って要するにギャンブル好きってことなんじゃ。。。。
……でもでも、自分の投資人生を思い返してみたら、自分は『自分型』なんじゃないかって要素がかなり多い気がしてきた。
ていうか『自分の専門家』のエゴタイプが『自分型』じゃなかったら職業詐称である。
じゃあ、『自分型』かあ。。。。。
確かに思い返してみれば、何億も稼いだ有名投資家の動画をマイリストに登録したり、その人が書いた記事をブックマークしたり、ためになりそうなXのポストをスクショで撮ったり、してるけど、
その後一切見返したりとかしないしなあ……
なんていうか、成功者の意見は確かにためになる部分もあると思うけど、それを鵜呑みにしてなるほどメモメモってやってても成功するとは思えないんですよね。
というか、自分には自分のやり方があるから、下手に他人の思考を取り入れたくないっていうか。
自分のやり方が悪ければその悪い自分を変えればいいだけで、成功してる他人そのものになろうとは思わない……から、やっぱり私は『自分型』か。
確かに日常でも『快楽』最優先だし。ウンコとかすぐ出す。我慢したことない。すぐパンツ脱ぐ。
直感を信じすぎるのは危ないとは思いますが、自分だけの経験則ならば結構信用してもいいと思っています。
経験とか、体験とか。それらの積み重ねが『自分』を作りますからね。
成功体験が『得意』を生み、失敗体験が『苦手』を生む。
総統の戯言シリーズ その103
そしてその両方が人格を作り出す。
人は何に成功し、何に失敗したかである。
好きなことで成功し、好きなことで失敗しろ!
専門家からの意見漏れちゃった。ウンコみたいに。快楽最優先だから。
『自由』・『不自由』
しかし新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)にて潔世一が考案したエゴのタイプ分析はそれだけに留まらない。
ここまでで5千万。ここからが1億である。
試合は引き続きドイツVSフランス戦。
ずっと潔に執着し自分のパフォーマンスを発揮できていなかったミヒャエル・カイザーは、潔への執着を捨てることにより、超人的なゴールを決める。


そんな思考をしながら、潔はカイザーとその忠犬ネスとの会話を聞き続ける。
ワンポイント解説:カイザーとネスは主従関係で、忠犬ネスの献身的なパスをご主人様のカイザーがシュートを決めるというスタイルでこれまでプレーしてきたよ!



ネス。お前が俺を『自由』にサッカーさせてくれたから、俺はバスタード・ミュンヘンでここまで強くなれた……



でもそれじゃこれ以上は昇れない。
もう、お前がくれる『自由』はいらない。



俺は『不自由』が生きやすい。






なんとエゴタイプの分析にはまだ先があり、『自分型』『世界型』の奥に更に、
『自由』か『不自由』かの区別があると言うのです……!!
なんということでしょう。潔先生。サッカー界のジークムント・フロイト。
先生の提唱なされたこの仮説について、再び僭越ながらいつも後追い=愚鈍なるわたくしめが要約になりおあそびさせ申しあそびさしあげあげ、させあそび申しあそびあそびます。
- 『自由』エゴの特徴
-
ルールや制限のない環境が大好き!
無数の要素の中から自分で選択してパフォーマンスを発揮したい!
- 『不自由』エゴの特徴
-
ルールや制限・縛りのある環境の方が燃える!
限られた選択肢の中から、最大限のパフォーマンスを発揮したい!
なるほどなるほど。
これをゲーム攻略に例えてみると、、、、、
『自由』エゴは決められた道筋のないオープンワールドなどが好きで、選択肢が無数であればあるほど熱中できて、
『不自由』エゴはルールや縛り、時間制限のあるタイムアタックなどの方が熱中できる……みたいな?
今度はそれを株式投資に当てはめて考えみると……
『自由』エゴは投資する銘柄や投資の方法に特に縛りを設けず、無数の選択肢の中からそのとき最も利益を出せそうな銘柄を選ぶ方がパフォーマンスを発揮できて、
『不自由』エゴは投資する銘柄や手法に明確な縛りや自分ルールを課し、その条件にマッチした銘柄のみを選択したほうがパフォーマンスを発揮できる。
って感じかえ?
これは……ならば今回は迷いなく私は『不自由』のエゴタイプであると思えますね。
米国株投資に関してはわりと自由ではありますが……日本株投資に関してはかなり不自由です。
まずデイトレードという『その日に売買を完結させる』という手法。そして『朝の短時間で終わらせる』という時間制限。更に『直近でストップ高をつけた銘柄にのみ投資』というルール。
つまり前の章で話した内容と掛け合わせると…
私は自分が決めた条件や縛りの中で、自分自身の選択と経験則を重視し『快楽』に従って投資をする、
『不自由・自分型』エゴの投資家であることが分かります。分かりました。
うおー。。。。
なんかすごく、破滅しそう。
自己破産しそう。
むしろして欲しい。
暴落して、大損して、そして……
みなさんのエゴタイプはどれでしたか?
今回ご紹介させあそび申しさしあげあそびあげあげあそびあそびしたエゴタイプの分析術を活用し、己のエゴを最大限に理解し、そのエゴに最も適した投資の手法を選択していってみてください!
おわりに
いかがでしたか? あるいは、いかがしましたか?
今回はサッカー界のジークムント・フロイト=潔世一先生の提唱あげあげあそびあそびしたエゴタイプの分析術を株式投資に活用するアイデアを、微に入り細を穿つ勢いで大雑把に説明させていただきました。
とりあえず、『エゴ』についての深堀りは今回はここまでです。
実は漫画『ブルーロック』ではこの後の展開で更なる『深層のエゴ』に迫る展開があるのですが(マジでやってることジークムント・フロイト)、その辺についてのお話はまた別の機会にいたしましょう。
これ以上深掘る必要ってないですからね。そこまで行くと投資のノウハウっていうよりは心理分析の分野です。
まあ私はどっちかというとそっちの方が好きなんですけど。
自分を深堀るの、好きなんです。掘れば掘るほどお宝が出て来るから。
だから投資は自分と向き合う手段の一つとして捉えている節があります。
投資家である前に専門家。
『自分の専門家』にとってはあらゆる行動が自分へのアプローチです。
じゃあもう、燃え尽きたんで終わります。
また次回。
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